勤怠・申請の運用(マネーフォワード)
#1. どこで何をするか
当社では、勤怠と申請をマネーフォワード(以下マネフォ)で行います。
| やること | 使うもの |
|---|---|
| 出勤・退勤の打刻 | マネフォ |
| 休暇の申請(有給・特別休暇など) | マネフォ |
| 残業・時間外の申請 | マネフォ |
| 経費の精算 | マネフォ |
| 遅刻・欠勤・当日の連絡 | まずチャット等で連絡 → 後からマネフォで申請 |
| その日の業務をどう組み替えるか | 教育担当と口頭・チャットで5分 |
#1-1. マネフォと制度の役割分担
ここを混同すると二重作業になります。目的が違います。
| マネフォ | 育成制度側(報告・面談) | |
|---|---|---|
| 何のため | 労務上の記録(勤怠・休暇・経費の正式な記録) | 業務の進行管理(何が進み、何が詰まっているか) |
| 誰が見る | 会社・労務担当 | 教育担当 |
| 記録されるもの | 何時から何時まで働いたか、休んだか | 何が完了し、何に詰まったか |
勤怠はマネフォ、業務の中身は報告シート。 同じことを二度書く必要はありません。
#2. 毎日の使い方
| タイミング | やること |
|---|---|
| 業務開始時 | マネフォで出勤打刻 |
| 休憩 | 会社の運用に従って記録(記録方法は入社時に案内します) |
| 業務終了時 | マネフォで退勤打刻 → そのあと終業前の5分(報告) |
打刻 → 報告の順番にすると忘れにくくなります。「退勤を押したら5分書く」をセットにしてください(48_習慣化の心理学_背景となる考え方.md の「きっかけを行動に結びつける」)。
#2-1. 打刻を忘れたとき
申告すれば直せます。隠さないでください。
- 気づいた時点で、マネフォから打刻修正(勤怠修正)を申請する
- 実際の時刻を正直に入力する
- 承認者が確認して承認する
打刻漏れそのものを責めることはありません。申告が遅れるほうが困ります(締め後だと修正の手間が増えるため)。
#3. 申請のワークフロー
① 本人がマネフォで申請
↓
② 承認者が内容を確認
↓
③ 承認 → 勤怠に反映
↓
④ 月末の締めで確定
承認者と締め日は、入社時に案内します。 分からなくなったら遠慮なく聞いてください。
#3-1. いつ出すか
| 申請 | 出すタイミング |
|---|---|
| 有給・事前にわかっている休暇 | 前週まで(55 6-1章と同じ) |
| 当日の欠勤 | 始業前に連絡 → その日のうち〜翌営業日に申請 |
| 残業・時間外 | 会社の運用に従う(事前申請か事後申請かは、入社時に案内します) |
| 打刻の修正 | 気づいた時点ですぐ |
| 経費精算 | 締め日まで |
「連絡」と「申請」は別物です。 当日の急な事情では、連絡が先、申請は後でかまいません。
#4. 場面別の手順
#4-1. 子どもが熱を出して、当日休む
| 順 | やること | どこで |
|---|---|---|
| 1 | 始業前に連絡する | チャット・電話 |
| 2 | 「休みたい/在宅で進めたい」の希望を伝える | 同上 |
| 3 | その日の業務をどうするか、5分で決める | 教育担当と口頭 |
| 4 | 落ち着いてから休暇を申請する | マネフォ |
手続きより連絡が先です。 看病しながらマネフォを操作する必要はありません(55 6-2章)。
#4-2. 子どもの事情で、在宅にする
| 順 | やること | どこで |
|---|---|---|
| 1 | 始業前に連絡する | チャット |
| 2 | その日進める業務を決める(55 4章の前提②) | 教育担当と口頭 |
| 3 | 通常どおり打刻する(在宅でも勤務は勤務) | マネフォ |
| 4 | 始業時「開始します/今日やること」を連絡 | チャット |
| 5 | 終業時「完了/残り」を連絡 → 退勤打刻 → 報告 | チャット+マネフォ |
在宅の日も打刻します。 休暇申請ではありません。
#4-3. 有給を取る
| 順 | やること |
|---|---|
| 1 | 前週までにマネフォで申請 |
| 2 | その週の予定を組み替えて提出(40_報告運用ルール.md 月初の予定を修正) |
| 3 | 自分の完了が誰かの着手条件になっていれば、先に伝える |
有給の取得に理由の説明は要りません。 業務の組み替えだけ済ませてください。
#4-4. 通院・子どもの送迎などで中抜けする
| 順 | やること |
|---|---|
| 1 | 事前に分かっていれば、前日までに伝える |
| 2 | 会社の運用に従って記録する(中抜けの扱いは入社時に案内します) |
| 3 | 中座することをチャットで伝える(在宅時は特に) |
#5. 育成段階との関係
勤怠のルールは、育成段階に関係なく全員同じです。 ただし、次だけは段階で変わります。
| 項目 | 扱い |
|---|---|
| 打刻・休暇申請 | 全員同じ。 入社初日から |
| 在宅で働くかどうか | 段階により異なる(55 5章。ティーチング期は原則出社) |
| 業務の組み替えを誰が考えるか | ティーチング期は教育担当、コーチング期以降は本人が案を出す |
入社1週目に、マネフォの使い方を必ず案内してください(10_ティーチング_カリキュラム.md 4-1章の2日目「業務環境のセットアップ」に含めます)。
#6. 教育担当・承認者がやること
| やること | やらないこと |
|---|---|
| 申請が来たら、その日のうちに承認する | 承認を溜める(本人が締めに間に合わなくなる) |
| 打刻漏れの申告を、そのまま受け取る | 打刻漏れを責める |
| 締め前に未申請がないか声をかける | 申請回数を記録して評価に使う |
| 休暇申請の理由を聞かない | 「なぜ休むのか」を確認する |
申請を出したことを不利に扱いません(55 7-3章)。承認が遅いと、本人は次から出しにくくなります。
#7. 締めと確認
| いつ | やること | 誰が |
|---|---|---|
| 月末(締め日) | 自分の勤怠に漏れがないか確認して提出 | 本人 |
| 締め後 | 内容を確認して承認・確定 | 承認者 |
締め日は入社時に案内します。 月末の振り返り(40_報告運用ルール.md 7章)と近い時期になるため、同じ日にまとめて済ませると楽です。
#8. 困ったとき
| 状況 | どうするか |
|---|---|
| 打刻を忘れた | マネフォから修正申請。責められません |
| 操作が分からない | まずマネフォのヘルプを見る → 解決しなければ人に聞く(30分ルール) |
| ログインできない | すぐ人に聞いてください(30分ルールの対象外。業務が止まるため) |
| 申請が承認されない | 承認者に直接確認してよい |
| 自分の勤怠が実態と違う | 締め前に申し出る。締め後でも申し出てよい |
ID・パスワードは、AIに入力しないでください(30_AIメンタリング_運用ルール.md 3-3章)。
#9. 会社ごとに決めていること
次は入社時に案内します。分からなくなったら、いつでも聞いてください。
- 使用しているマネーフォワードのサービス構成
- ログインURL・アカウントの発行方法
- 承認者は誰か
- 締め日はいつか
- 休憩・中抜けの記録方法
- 残業申請は事前か事後か
- 経費精算の締めと精算日
#10. 関連文書
| 文書 | 関係 |
|---|---|
55_自宅作業(在宅)の考え方とルール.md | 在宅・休暇の判断基準。連絡が先、申請が後 |
40_報告運用ルール.md | 業務の報告。勤怠とは別物 |
50_行動規範_権利と義務.md | 遅刻・欠勤は始業前に連絡 |
templates/05_イレギュラー申請シート.md | 業務の組み替えが複雑なときに使う(通常はマネフォ+口頭で十分) |